2025年の募集を開始しました。
三朝国際学生インターンシッププログラム(MISIP)は 2005年に第 1回を開催して以来、毎年実施され今回で 18回目となります。このプログラムは、共同利用研究拠点の一環として開催され、意欲ある学部 3・4年生および大学院修士課程を含む博士前期課程 1・2年生を対象として、惑星物質研究所において実際に行われている研究プロジェクトに約 6週間にわたって参加することで、最先端の研究活動を実感し、基礎科学を実践する研究者の研究哲学に触れ、研究者・学生間の国境を超えた交流を図ることを目的としています。プログラム終了時には、各プロジェクト参加者を対象に英語でのインターンシップ研究の口頭発表を行うためのインターンシップシンポジウムが開催されます。
温泉地として知られる鳥取県三朝町に位置する岡山大学惑星物質研究所(Institute for Planetary Materials: IPM)は、共同利用・共同研究拠点として、広く国内外の研究者に物質科学を基盤とする地球惑星科学研究の機会を提供しています。とりわけ、戦略的に整備された実験・分析機器群を活用し精密同位体・元素分析、高分解能年代測定、高温高圧実験といった手法によって、地球および他の惑星の起源・進化・ダイナミクスの探求に取り組んでいます。研究所の詳細はwebページをご参照ください。
(1) How much water is in the Martian mantle? (指導教員:石井貴之*、芳野極*、山﨑大輔 / 募集学生数:3名)
(2) Elucidating differences in light elements between chondrules, chondrules rims and matrix phases in CM2 chondrites (指導教員:Christian Potiszil*、小林桂、田中亮吏、国広卓也、北川宙、太田努、山中正博、坂口千恵 / 募集学生数:3名)
(3) Advancing Hyperspectral Imaging Techniques and Remote Sensing for Future Exploration (指導教員:Trishit Ruj*、亀田純*、Matthew Izawa、大竹真紀子(2025年4月着任予定)、小野寺圭祐 / 募集学生数:2名)
上記プロジェクトの詳細については このpdfをご覧ください。
地球科学、物理学、化学、材料科学、または関連分野を専攻する学部3・4年生または大学院修士課程を含む博士前期課程1・2年生の学生が対象です。国籍を問わず、国内外の学生が応募できます。英語でのコミュニケーションスキルが必要です。
2025年7月1日(火)から8月7日(木)
旅費と日当を支給します。また、宿泊にはゲストハウス(三朝宿泊所)を提供します。
8名
紹介状以外のすべての申請書類は、3月24日までに提出されなければなりません。採択の通知は 5月初旬までに行われます。申請書は英語で作成し、申請者は次のことを行ってください。
(1) 申請の前に現在の指導教官または部局長から 1通の紹介状の作成を依頼してください。登録手続き期間内に、学術機関の正式な Eメールアドレスが必要です。
(2) 現在所属している機関から正式な成績証明書を入手し、それをアップロードできるよう準備してください(PDF ファイル形式)。採用者は、後日、原本の正式な成績証明書を送付するよう依頼されることがあります。
(3) 次に、申請ページにアクセスし、申請手順に従って申請してください。紹介状を依頼された指導教官または部局長へは、レファレンスレターの提出の指示についての E メールが別途送られます(紹介状の提出締切:3月31日)。
本プログラムや申請については、国広卓也 准教授 (MISIP2025 インターンシッププログラム委員会委員長)までご連絡ください。
682-0193 鳥取県東伯郡三朝町山田827 岡山大学惑星物質研究所